携帯電話大手3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)の半額程度の月額利用料金で使えるスマートフォン(スマホ)。携帯電話会社から回線網を借りてサービスを提供する通信事業者のSIMカードを利用することで、ユーザーに低価格でサービスを提供できる。一方、通信速度やパケット転送量に制限が設けられるデメリットがある。2014年4月4日に流通大手のイオン(本社・千葉市)が本体価格と通話料金込みで月額2980円(税別)の格安スマホ、限定8000台を販売開始。同月18日に、家電量販大手のビックカメラ(本社・東京都豊島区)が本体価格と通話料金込みで月額2830円(税別)と、イオンよりさらに低価格で販売を始めた。5月には、ヨドバシカメラ(本社・同新宿区)も格安スマホの販売に乗り出す。