初秋になっても、疲労やだるさ、食欲不振など、いわゆる夏バテに似た不調が起きること。夏の疲れを秋まで引きずっていることや、季節の移り変わりによる気候の変化などで体調を崩すことで起こるとされる。前者の場合は、食欲不振による栄養の不足、冷たい飲食物のとり過ぎによる内臓の機能低下、冷房による体の冷えや自律神経の乱れなど、夏場の生活習慣がその後の不調を招いていることが考えられる。夏の間は不調が現れず、秋になってから顕在化することもある。予防、改善には、上着の着用や入浴などで体を温めること、冷たい飲食物を避けてバランスの取れた食事をとること、規則的な生活を送ることなどが有効といわれる。