馬をモチーフにした群馬県のマスコットキャラクター。ぐんまちゃんと名づけられたマスコットは2体おり、初代は1983年に登場。漫画家、絵本作家の馬場のぼるがデザインした赤茶色の馬だった。2代目ぐんまちゃんは、7歳のポニーをモチーフとしており、緑色の帽子をかぶっているのが基本的な姿。94年に同県で開催された知的障害者スポーツ大会「ゆうあいピック群馬大会」の公式マスコットとして応募作品の中から選ばれたキャラクターで、当初は「ゆうまちゃん」という名前がつけられていた。大会後も県のPR活動などに登場し、いわゆるゆるキャラブーム以前から同県内で親しまれてきた。その後、2008年に東京の銀座に同県のアンテナショップが開設されたことを機に、県外の人にもわかりやすいよう、ぐんまちゃんに改名。12年には県宣伝部長に就任した。全国のゆるキャラやご当地キャラが人気を競うゆるキャラグランプリでは、12年、13年の2回連続で3位。14年のグランプリでは100万票以上を獲得し優勝した。