コンプレックスがあるため自己評価が低く、いわゆる「女性らしさ」に抵抗を感じる女性のこと。ライターの雨宮まみが2011年12月に出版した書籍「女子をこじらせて」(ポット出版刊)が語源といわれる。女性としての自分に自信が持てないため、言わなくてもよいのに自分の欠点を口にしたり、ほめ言葉を素直に受け取ることができなかったりすることが多い。また、自分をかわいく演出したり、他人に甘えたりすることへの心理的抵抗が大きく、恋愛に対しても消極的。こうした点に共感を覚える女性を中心に話題が広がり、13年には「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にもなった。14年10月に日本テレビ系で放送を開始したドラマ「きょうは会社休みます。」では、女優の綾瀬はるかがこじらせ女子の主人公を演じ、話題になっている。