2014年7月1日に行われた、政務活動費の不正使用が疑われている兵庫県の野々村竜太郎県議会議員の号泣記者会見を評した言葉。フルスロットルは、エンジンの出力を最大にした状態。イギリスのタイムズ紙が、号泣しながら回答する同氏の記者会見にこの文言を使った見出しを付けて報道したことから広まった。同氏は、13年度1年間に195回の日帰り出張を繰り返し、政務活動費から約300万円の交通費を支出していたことが判明。支出報告書に領収証の添付がないことも含め、説明を求められていた。会見の様子はイギリスだけではなく、アメリカやフランスなどでも取り上げられ、海外でも話題となった。また、インターネットの動画サイトに投稿された記者会見の模様は、2日後の7月3日には再生回数が200万回を突破した。