「JK」は「Joshi Kosei」の頭文字で、女子高生によるサービスを売りにしたビジネスの総称。女子高生が児童買春などの犯罪に巻き込まれるケースが相次ぎ、問題視されている。こうした形態のビジネスが目立つようになったのは、2012年春ごろ。個室で男性客に添い寝やマッサージをするJKリフレの店舗が東京の秋葉原などの繁華街で急増した。その状況を受け、13年ごろから警察による店舗への取り締まりが強まると、女子高生が店舗外で客とデートするJKお散歩に切り替える業者が増加。ほかにも、撮影会やカウンセリングなど、さまざまな業態を取るため、実態の把握や規制は困難といわれる。14年6月には、アメリカ国務省がまとめた人身売買に関する年次報告書の中で、JKお散歩が児童買春の温床になっていると指摘されるなど、国内外で批判が高まっている。