天井から下げたハンモック状の布にぶら下がって行うヨガ。布を補助具として使い、体を預けることによってヨガのポーズをとる。2006年、ニューヨークでヨガ講師、ダンサーとして活躍していたミシェル・ドーティニャックが、空中パフォーマンスであるエアリアルダンスとヨガを組み合わせて創始した。空中ヨガ、反重力ヨガなどとも呼ばれる。重力と布のサポートを利用することにより、リラックス効果や体のゆがみを正す効果がある。初心者でも余分な力を使うことなく体幹が鍛えられ、正しい姿勢を作ることができる。また、布を用いることで普通のヨガでは難しい逆立ちなども可能となり、上級者もさまざまなポーズを楽しむことができる。日本でも、同氏のトレーニングを受けたインストラクターが指導するヨガスタジオなどが次々と登場しており、若い女性を中心にブームとなりつつある。