サッカーU-17女子ワールドカップに出場する17歳以下のサッカー日本女子代表の愛称。年齢制限のないフル代表の「なでしこジャパン」、サッカーU-20女子ワールドカップに出場する20歳以下の「ヤングなでしこ」に対して、こう呼ばれる。サッカーU-17女子ワールドカップは、2008年にFIFA(国際サッカー連盟)が創設し、2年に1度の開催。日本は同年の第1回大会(ニュージーランド)から出場し、第1回大会と第3回大会(アゼルバイジャン)でベスト8。第2回大会(トリニダード・トバゴ)で準優勝している。14年4月4日、第4回大会(コスタリカ)の決勝でスペインを2対0で破り、初優勝を果たした。グループリーグから決勝まで6試合全勝、23得点1失点という好成績だった。主将のミッドフィルダー(MF)杉田妃和(ひな)が大会最優秀選手(MVP)のゴールデンボール賞を受賞したほか、最優秀ゴールキーパー(GK)に贈られるゴールデングローブ賞を松本真未子が受賞。チームとしてフェアプレー賞も受賞し、優勝と各賞を合わせてこの大会で4冠を獲得した。