ガラス製の保存容器に生野菜やドレッシングを重ねて詰めたサラダ。一般的な作り方では、円筒形で口が広く、密閉できるガラス容器を用い、レタスやトマトなどをはじめとした好みの材料を順番に入れていく。このとき、ドレッシングは最初に入れ、ニンジンやキュウリなどドレッシングに漬かりにくい食材から入れていくのがポイント。レタスなど、漬かると食感が落ちる食材は最後に入れ、その上からふたをする。食べるときは、ドレッシングが全体に行き渡るよう、振ってから皿に出すことが多い。アメリカでガラス製保存容器の一種である「メイソンジャー」が人気を博し、その用途の一つとしてサラダを入れたレシピが2014年春ごろからニューヨークを中心に流行。そのため、メイソンジャーサラダと呼ばれることもある。食材を華やかに見せることができ、保存や持ち運びにも便利なことから、14年末ごろから日本でも注目されるようになり、レシピ本なども刊行されている。