アメリカのカリフォルニア州オークランドで2002年に創業したコーヒー焙煎所、およびカフェ。創業者は元クラリネット奏者のジェームス・フリーマン。単一種の苗木から収穫されたシングルオリジンと呼ばれるコーヒー豆などを使い、焙煎後48時間以内の豆のみを販売する。また、カフェで提供されるコーヒーも、専門のバリスタが1杯ずつハンドドリップで淹(い)れる。こうした点が評価されて、IT企業経営者などから出資を集め、15年2月時点でアメリカ国内に16店舗を展開する人気ブランドに成長した。産地や淹れ方にこだわるサードウェーブコーヒーの代表格とされ、「コーヒー業界のアップル」と呼ばれることもある。15年2月には、東京都江東区に海外初進出となる「清澄白河ロースタリー&カフェ」をオープン。初日には、開店前から長蛇の列ができたことも話題を呼んだ。同年3月には港区南青山に2号店を、春には渋谷区代官山に3号店をオープン予定。