アミノ酸はたんぱく質の材料となる物質で、確認されている天然アミノ酸は約500種類。人の体を構成しているものは約20種類だが、そのうち体内で合成できない9種類を必須アミノ酸といい、食事などから摂取することが必要である。最近注目されているのが、必須アミノ酸のうちバリン、ロイシン、イソロイシンの三つで、これらをBCAA(分岐鎖アミノ酸)と総称する。BCAAとアルギニンは、筋力アップ、スタミナ補強のためにスポーツ界で利用されていることが話題になった。さらに、脳の働きをよくする、ダイエットを助けるなどのアミノ酸の効用も注目されている。