2002年5~6月のサッカー・ワールドカップで盛り上がったプロサッカーへの関心は、その後、国内外のリーグ戦に向けられている。大会後のJリーグの観客動員数は、1部(J1)で1試合平均約2700人、2部(J2)で約1600人増加。ワールドカップ後の日本選手の海外移籍も話題になった。鈴木隆行(鹿島)はベルギーのゲンクに、稲本潤一はイギリスのプレミアリーグのアーセナルからフラムに移籍した。大会で代表を外れた中村俊輔(横浜)もイタリア・セリエAのレッジーナに移籍し、活躍を期待されている。ワールドカップ前からヨーロッパで活躍していたパルマ(セリエA)の中田英寿、フェイエノールト(オランダ1部)の小野伸二らにも、ますます注目が集まる。