最近になってスーパーなどで売られるようになった洋野菜。キュウリに似たズッキーニや、カラフルなジャンボピーマンのパプリカなどが有名。10種類以上の野菜の幼葉をミックスした「ベビーリーフ」や、紫キャベツに似たトレビッツなどの人気も高い。そのほか、土を盛って日が当たらないようにして育てたホワイトアスパラや、イタリア料理の代表的なハーブであるバジリコ、ゴマのような味がするルッコラ、チコリとも呼ばれるアンディーブ、サニーレタスのように葉の縁が赤く縮れているピンクロッサ、小さいタマネギのようなシャロット、茎が赤いルバーブ、ボルシチによく使われるビーツなどもある。輸入されるばかりでなく、日本国内で生産されているものもあり、家庭で簡単に栽培できる色鮮やかな洋野菜を育てるガーデニングも静かなブームになっている。