日本取引所グループ(JPX)と東京証券取引所(東証)と日本経済新聞社(本社・東京)が共同で開発した株価指数。略称は、JPX日経400(JPX-Nikkei 400)。400銘柄で構成され、指数の算出は2014年1月6日から開始する。銘柄の入れ替えは、毎年1回、8月の最終営業日に定期的に行われる。銘柄の選定は、上場後3年未満、過去3年間に債務超過、営業赤字、最終赤字のある企業を対象から外し、直近3年間の売買代金と選定基準日時点の時価総額の上位1000銘柄を選出。さらに、3年平均の自己資本利益率(ROE)と累積営業利益などの一定条件をクリアしたものに絞り込み、複数の独立した社外取締役を選任しているか、国際会計基準(IFRS)を採用しているか、決算情報英文資料を英文決算短信(TDnet)を通じて開示しているか、の3点を勘案し、400銘柄が選定される。特徴としては、東証第1部の銘柄だけではなく、東証第2部や東証マザーズ(Mothers)、ジャスダック(JASDAQ)からも横断的に銘柄が採用される点がある。