日本維新の会と結いの党が合流して、2014年9月に結成された政党。14年7月に石原慎太郎衆議院議員らが所属する次世代の党から分党した日本維新の会と、13年12月にみんなの党から分かれる形で結成された結いの党とが、与党である自由民主党、公明党に対抗して、政権交代が可能な野党勢力を作ることを目的として立ち上げた。手続き上、結いの党が解散して、改名した日本維新の会に合流する形となる。結党時点で所属する国会議員は52人となり、民主党に次いで野党では2番目に大きな勢力となった。結党後1年間は、両党の代表だった橋下徹大阪市長と江田憲司衆議院議員が共同代表を務める。また、代表代行には松野頼久衆議院議員、幹事長には松井一郎大阪府知事、総務会長には片山虎之助参議院議員、政調会長には柿沢未途衆議院議員が就任した。基本政策には、道州制の導入や、原発推進政策の廃止、憲法裁判所の設置など、65の項目を掲げている。