国政政党である日本維新の会の解党を受け、2014年8月1日に、同党に所属していた石原慎太郎を支持するグループが結成した政党。石原と共に日本維新の会の共同代表だった橋下徹大阪市長が自主憲法制定を認めない結いの党(江田憲司代表、所属国会議員は14人)との合流に踏み切ったため、石原グループがこれに反発。石原共同代表が分党を申し入れ、新党結成となった。所属国会議員は衆議院議員19人、参議院議員3人の計22人。保守色の強い議員が集まっている。党首に平沼赳夫衆議院議員、幹事長に山田宏衆議院議員が就任。石原は最高顧問となった。基本政策として、自主憲法の制定、防衛力強化による安全保障体制の確立、集団的自衛権に関する憲法解釈の適正化、全ての拉致被害者の早期救出、世代間格差を是正する社会保障制度の抜本改革、原子力技術の維持と新エネルギー開発によるエネルギー政策、電源の多様化による脱原発依存などを掲げている。