海外の業者が運営するウェブサイトにインターネット経由で参加する方式のカジノ。オンラインカジノとも呼ばれる。インターネットが普及した1990年代以降、賭博が合法とされる国で多くのカジノサイトが開設され、欧米を中心に2000以上のサイトが存在するといわれる。利用者がパソコンに専用のソフトをダウンロード、インストールしたうえで、クレジットカードなどでポイントを購入して賭ける形式のものが多い。こうしたカジノサイトのゲームで賭け事をすることは、個人の利用であっても日本国内では賭博罪にあたるが、胴元は海外で合法的に営業しているため、実際に摘発することは難しいという。一方、インターネットカフェなどを装った店舗を開き、店内で客にポイントを販売して海外のカジノサイトを利用させ、その場で換金を行うインターネットカジノ店もある。そうした店舗の売り上げは暴力団などの資金源になっていることもあり、警察が取り締まりを強化している。