アルファベット1~2文字の路線記号と、数字2ケタの駅番号を用いて駅を表す制度。2002年、同年のサッカーワールドカップ日韓大会を機に、横浜市営地下鉄で導入され、04年には東京メトロ、都営地下鉄が導入。その後、大阪、名古屋、札幌の地下鉄などでも導入が始まった。駅ナンバリングの例としては、東京の銀座駅は、M16(丸の内線16番目)、H08(日比谷線8番目)、G09(銀座線9番目)と並列で表示される。16年10月以降、JR東日本(本社・東京都渋谷区)も駅ナンバリングを導入。20年東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、外国人旅行客をはじめとした利用客にわかりやすくなるよう、首都圏エリアの276駅に路線記号と駅番号を付し、また、複数の路線が乗り入れる主要な乗換駅では、駅名をアルファベット3文字で表示するスリーレターコードもあわせて導入した。東京駅はTYO、渋谷駅はSBY、新宿駅はSJK、秋葉原駅はAKB、などと表記される。例えば、JR山手線東京駅は、スリーレターコードのTYOに、山手線を示すJYと、駅番号01で表示される。