通常運賃のほかに乗車整理券など数百円程度の座席代を支払うことで着席を保証する列車。JR、私鉄各社で列車が混み合う通勤・通学時間帯に運転している。各社とも主に列車の座席数分の乗客を乗せる座席定員制を採用している。JRでは別途、乗車整理券やライナー券を購入して乗車する快速列車、ホームライナーを運行。私鉄では、京成電鉄が上野~成田空港間でスカイライナー車両を使用したモーニングライナーとイブニングライナー、京浜急行電鉄が夕方のラッシュ時に品川駅での乗車に着席を保証する京急ウィング号、東武鉄道が東武東上線で夕方以降に池袋発下り限定のTJライナーを運行。TJライナーは、2015年をめどに朝の上り方面の列車にも導入することが検討されている。