スマートフォン(スマホ)などで撮影した写真やツイッターのツイートにタグとして付加できる、緯度や経度を含んだ地図上の位置情報。GPS内蔵の携帯電話やデジタルカメラでは、撮った写真に撮影場所のジオタグを記録することができる。ジオタグを追加するには、ほかにも、通常のデジタルカメラと単体のGPSレシーバーを用い、撮影した時刻とレシーバーの記録を照合する方法などがある。ジオタグ付きのデータは、専用のアプリやサービスを利用して、対応する地図上の地点に配置することが可能。地図サービスと連動した写真を検索したり、閲覧したりすることもできる。ジオタグが利用できるサービスには、ツイッターのほか、オンライン写真共有サイトのFlickr(フリッカー)などがある。こうした機能は、旅行やイベントの記録などに役立つ。ただし、Androidスマホに標準インストールされているGmailアプリなど、一部のアプリは写真を投稿した時にジオタグが削除されない。そのため、写真から住所が特定されたり、自分の行動が不特定多数の人に知られたりするなど、個人情報が漏れる可能性もある。