マイクロソフトが提供する、PCとタブレット端末などの基本ソフトウエア(OS)。2015年7月29日に世界190カ国で正式にリリースされた。13年10月にリリースされたWindows8.1の後継OSとなる。Windows史上初めて無料アップグレードを実施。旧OSのWindows7、Windows8、Windows8.1が対象で、無料期間はリリースから1年間限定となる。PCやスマートフォン、マイクロソフトのゲーム機「Xbox」など多様なデバイスに対応している。Windows10では、Windows8のタイルメニューを残しつつ、Windows8で削除されたスタートメニューが復活。一つの画面で上下左右4つのアプリを表示できるようになった。また、初めて搭載された仮想デスクトップ機能により、仕事用や娯楽用など、用途ごとにデスクトップを切り替えて利用することができる。標準ブラウザは、従来のInternet Explorer(IE)からMicrosoft Edgeに変更し、高速化した。Windowsストアもリニューアルされ、アプリ、ゲームに加えて、音楽、映画、テレビ番組もダウンロードできるようになった。