シャープ(本社・大阪市)が、ロボットクリエーターでロボ・ガレージ代表取締役の高橋智隆氏と共同開発したモバイル型ロボット電話。身長約19.5センチメートル、体重約390グラムと小型で、持ち運びにも便利。二足歩行が可能で、身振り手振りを交えた会話のほか、立ったり、座ったり、ダンスしたりすることもできる。顔を見分ける機能により、ユーザーを認識して名前を呼び、話しかけてくれる。電話やメール、カメラなど、スマートフォンとしての基本機能に加え、おでこに付いた高画質レーザープロジェクターで、撮影した写真や動画を壁などに投影して大画面で見ることができる。ユーザーの利用状況などを学習することで話す内容が次第に成長していくので、より自然なコミュニケーションが可能となる。リマインダー、アラーム、検索、音楽・動画、天気、ニュースなどのアプリを内蔵しており、専用アプリをダウンロードすることによって、新しい機能やサービスを追加することができる。2016年4月14日から公式サイトなどで予約販売を開始し、5月26日に発売。希望小売価格は19万8000円(税別)。