ソフトバンク(本社・東京都港区)が、同社の子会社であるフランスのアルデバラン・ロボティクスと共同開発した人型ロボット。高さ121センチ、重さは28キロで、リチウムイオン電池により、12時間以上の連続稼働を実現。ロボットとして世界で初めて、人工知能を用いて相手の表情や声から感情を認識する機能を搭載しており、身振り手振りを交えた簡単な会話ができる。センサーによって周りの状況を判断し、自らの意思によって行動する独自のアルゴリズムや、衝突を避けたり、転倒を防止したりする機能なども備えており、独自に開発された関節技術による滑らかな動きも可能。2014年6月6日から、ソフトバンク表参道とソフトバンク銀座のクルーとして設置され、接客対応を行っている。設置店舗は今後、順次全国に拡大される。15年2月から一般に発売される予定で、価格は税抜き19万8000円。