国際サッカー連盟(FIFA)が1年間で最も優れたゴールに対して贈る賞。賞の名称は、1940~60年代にハンガリー代表やスペインの強豪レアル・マドリードなどでプレーし、伝説的な名ストライカーといわれるフェレンツ・プスカシュに由来する。新聞などでは、年間最優秀ゴール賞、年間ベストゴール賞などとも表記される。該当期間内のリーグ戦や代表戦などで決められたゴールの中から、FIFAが候補を発表し、一般ファンのネット投票によって最優秀ゴールを選出する。創設は2009年で、第1回はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールが受賞した。日本人選手では10年に、当時17歳以下(U-17)の女子日本代表だったFW横山久美がU-17女子ワールドカップの北朝鮮戦で決めたドリブルシュートがノミネートされた。14年11月には同年の候補が発表され、サンフレッチェ広島のFW佐藤寿人が同年3月のJ1第2節、川崎フロンターレ戦で決めたボレーシュートがノミネートされたことが話題になった。