静岡県三島市で2015年12月14日にオープンしたつり橋の愛称。箱根と三島を結ぶ国道1号沿いの山あいにあり、正式名称は「箱根西麓(せいろく)・三島大吊橋(おおつりばし)」。アミューズメント事業などを手がけるフジコー(本社・静岡県三島市)が事業主となって12年に着工し、総工費約40億円をかけて完成させた。全長は400メートルで、歩行者専用のつり橋としては大分県九重町の「九重“夢”大吊橋」(390メートル)を上回って国内最長。橋の高さは約70メートルあり、天気のよい日には富士山や駿河湾、伊豆半島の山並みなどが一望できる。同市の新しい観光名所になることが期待されており、フジコーでは年間180万人の集客を見込んでいる。