2016年8月5日~21日まで17日間にわたってブラジルで開催されたリオデジャネイロ・オリンピックで、日本勢は前回ロンドン・オリンピックの38個を上回る史上最多の41個のメダルを獲得した。国別メダルランキングは6位。金メダルは12個、銀メダルは8個、銅メダルは21個だった。柔道は男子が全階級でメダルを獲得し、メダル数は男女合わせて過去最多の12個。競泳が7個、レスリングも7個のメダルを獲得した。全メダリストは以下の通り(順不同)。
◇金メダル
萩野公介(競泳男子400メートル個人メドレー)、金藤理絵(競泳女子200メートル平泳ぎ)内村航平・加藤凌平・山室光史・田中佑典・白井健三(体操男子団体)、内村航平(体操個人総合、44年ぶりの2連覇)、登坂絵莉(レスリング女子フリースタイル48キロ級)、伊調馨(レスリング女子フリースタイル58キロ級、女子初のオリンピック4連覇)、川井梨紗子(レスリング女子フリースタイル63キロ級)、土性沙羅(レスリング女子フリースタイル69キロ級)、大野将平(柔道男子73キロ級)、ベイカー茉秋(柔道男子90キロ級)、田知本遥(柔道女子70キロ級)、高橋礼華・松友美佐紀(バドミントン女子ダブルス、バドミントン男女を通じて日本初の金)
◇銀メダル
山縣亮太・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥(陸上男子4×100メートルリレー、トラック種目で日本男子初の銀)、坂井聖人(競泳男子200メートルバタフライ)、萩野公介(競泳男子200メートル個人メドレー)、樋口黎(レスリング男子フリースタイル57キロ級)、太田忍(レスリング男子グレコローマンスタイル59キロ級)、吉田沙保里(レスリング女子フリースタイル53キロ級)、水谷隼・丹羽孝希・吉村真晴(卓球男子団体、初の銀)、原沢久喜(柔道男子100キロ超級)
◇銅メダル
荒井広宙(陸上男子50キロ競歩)、瀬戸大也(競泳男子400メートル個人メドレー)、萩野公介・江原騎士・小堀勇氣・松田丈志(競泳男子4×200メートルリレー)、星奈津美(競泳女子200メートルバタフライ)、乾友紀子・三井梨紗子・吉田胡桃・箱山愛香・中村麻衣・丸茂圭衣・中牧佳南・小俣夏乃(シンクロナイズドスイミングチーム)、乾友紀子・三井梨紗子(シンクロナイズドスイミングデュエット)、錦織圭(テニス男子シングルス)、白井健三(体操男子種目別跳馬)、三宅宏実(ウエートリフティング女子48キロ級)、水谷隼(卓球男子シングルス)、福原愛・石川佳純・伊藤美誠(卓球女子団体)、高藤直寿(柔道男子60キロ級)、海老沼匡(柔道男子66キロ級)、永瀬貴規(柔道男子81キロ級)、羽賀龍之介(柔道男子100キロ級)、近藤亜美(柔道女子48キロ級)、中村美里(柔道女子52キロ級)、松本薫(柔道女子57キロ級)、山部佳苗(柔道女子78キロ超級)、奥原希望(バドミントン女子シングルス)、羽根田卓也(カヌー男子スラロームカナディアンシングル、カヌー競技日本人初のメダル)