夜景観光の啓発や普及活動を行っている一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー(東京都中央区)と、エンターテインメントサービス会社ぴあ(本社・東京都渋谷区)が2013年に創設した、冬季のイルミネーションを顕彰する賞。映像やイベントなどとイルミネーションをトータルで評価する「総合エンタテインメント部門」と、電球の演出を評価する「イルミネーション部門」の2部門がある。夜景観光コンベンション・ビューロー主催の「夜景鑑賞士検定」合格者による投票で、各部門10位まで選出される。13年12月20日に第1回の授賞式が開催された。ノミネートされた全国150カ所から、総合エンタテインメント部門の1位に輝いたのは、ハウステンボス「光の王国」(長崎県佐世保市)。建物の壁などの立体構造に映像を投影するプロジェクションマッピング技術と、イルミネーションの組み合わせが高く評価された。2位は同率で東京ドイツ村「ウィンターイルミネーション」(千葉県袖ケ浦市)、江の島「湘南の宝石」(神奈川県藤沢市)が受賞。イルミネーション部門では1位になばなの里「冬華の競演」(三重県桑名市)、2位にあしかがフラワーパーク「光の花の庭」(栃木県足利市)が選ばれた。