全国都道府県代表の高校生による国内最大の芸術文化活動の祭典。1977年から、毎年8月上旬に開催されている。開催地は、各都道府県の持ち回りで、地域の市民ホールや美術館、体育館が使用される。第1回は千葉県で開催された。主催は、文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟、開催県、開催市町村など。5日間の日程で、演劇、日本音楽、合唱、吹奏楽、郷土芸能、美術・工芸、書道、写真、小倉百人一首かるた、文芸など規定19部門の演技・演奏の舞台発表、展示、コンクールのほかに、開催県による協賛部門も参加する。全国から参加した高校生を対象に、講評会や交流会なども開催。毎年約2万人の高校生が参加し、海外から3カ国の団体(高校生)を招いている。会期中の観覧者は一般市民を含め約10万人になるという。また、演劇、日本音楽、郷土芸能の各部門で優秀校に選ばれた高校は、8月下旬に東京の国立劇場で行われる全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演で演技や演奏を披露する。