2016年9月22日に東京・国立代々木競技場で開幕した、日本男子バスケットボールの新たなプロリーグの通称。「B」には、バスケットボールのBのほか、無限の可能性という想いも込められている。男子バスケットボールには従来、実業団中心のNBLと地域中心のプロリーグであるbjリーグの二つが存在。そんななか、14年11月に国際バスケットボール連盟が、リーグの分裂状態が解消できないのは日本バスケットボール協会の運営に問題があるとして、競技団体の資格を止める制裁を科した。そのため、日本が国際大会に出られず、オリンピック予選に代表チームを派遣できなくなるおそれが出てきたことを契機に、リーグの統合が進められた。Bリーグは、1部リーグのB1と2部リーグのB2それぞれに18チームが所属。下位カテゴリーのB3 には、アマチュアとプロの混成チームが9チーム参加している。B1では、東、中、西の3地区6チームに分かれ、同地区のチーム同士で36試合、他地区のチームと2回戦総当たりの24試合の計60試合を行い、各地区上位2チームとその他のチームのうち勝率上位の2チームの計8チームが決勝トーナメントに進み、優勝を争う。シーズンの勝率下位4チームが残留プレーオフを行い、下位2チームはB2の優勝、準優勝チームと自動的に入れ替え。下位3位のチームは、B2の3位チームと入れ替え戦を行う。