一般財団法人日本気象協会(本社・東京都豊島区)が選定した現代日本の季節感を感じる言葉。同協会では、中国由来の季節区分である二十四節気とは別の日本版の検討を2011年2月に開始。12年8~12月に一般応募された1588の言葉から、各月につき三つを選定し、13年4月に発表した。ただし、7月だけは例外的に四つの言葉が選ばれており、実際には合計37語となる。1月は初詣、寒稽古、雪おろし。2月は節分、バレンタインデー、春一番。3月はひな祭り、なごり雪、おぼろ月。4月は入学式、花吹雪、春眠。5月は風薫る、鯉のぼり、卯の花。6月はあじさい、梅雨、蛍舞う。7月は蝉しぐれ、ひまわり、入道雲、夏休み。8月は原爆忌(広島と長崎)、流れ星、朝顔。9月はいわし雲、虫の声、お月見。10月は紅葉前線、秋祭り、冬支度。11月は木枯らし1号、七五三、時雨。12月は冬将軍、クリスマス、除夜の鐘。