性的少数者(性的マイノリティー)への理解を呼びかけるため、東京を中心として開催されるイベント。LGBTと総称される、レズビアン(L、女性同性愛者)、ゲイ(G、男性同性愛者)、バイセクシュアル(B、両性愛者)、トランスジェンダー(T、性同一性障害者など)などの性的少数者や賛同者が中心となり、パレードやトークショー、ブース出展などを行う。性的少数者の存在をアピールするパレードを毎年、継続的に開催することを目的に、2011年5月に主催団体「東京レインボープライド」が設立され、12年4月に第1回を開催。14年10月に「東京レインボーウィーク」と統合された。メーンイベントとなるパレードでは、参加者が思い思いの服装をして、性の多様性を象徴する虹色の旗やプラカードなどを持ち行進する。15年4月に東京都渋谷区で行われたパレードには約3000人が参加した。