北海道の北見市常呂(ところ)町を拠点とする女子カーリングチーム。2010年、トリノ、バンクーバーのオリンピック2大会に出場した本橋麻里を中心に創設された。チーム名は、ローカルと「常呂っ子」からとった「ロコ」と、イタリア語で太陽を意味する「ソラーレ」に由来する。10~11年シーズンは第30回北海道カーリング選手権優勝、11~12年シーズンは第29回日本カーリング選手権準優勝、12~13年シーズンは第33回NHKカーリング選手権優勝、13~14年シーズンは第34回NHKカーリング選手権優勝、第33回北海道カーリング選手権優勝、14~15年シーズンは第34回北海道カーリング選手権優勝、第32回日本カーリング選手権準優勝などの成績を残す。15~16年シーズンから、15年3月まで中部電力でスキップ(チームリーダー)として活躍した藤澤五月が加入。同年秋に第1子を出産した本橋はリザーブ(控え選手)に回り、藤澤、鈴木夕湖(ゆうみ)、吉田夕梨花、吉田知那美の、平均年齢23.5歳という若いチームで戦い、15年11月にカザフスタンで開催されたパシフィックアジアカーリング選手権2015に初の日本代表として出場して優勝。16年2月、第33回日本カーリング選手権で初優勝を果たす。同年3月28日、カナダで開催された世界女子カーリング選手権2016で準優勝。オリンピック、世界選手権を通じて日本チーム初のメダルを獲得した。