インターネット検索サービスの「Yahoo!検索」で、1年間に検索数が上昇した人物、作品、製品を選出し、表彰する賞。同サービスを提供するヤフー(本社・東京都港区)が2014年11月に賞の創設を発表し、12月8日に第1回受賞者の発表と表彰式が開催された。第1回の対象期間は、14年1月1日から11月1日まで。同賞では、期間内の1日あたりの平均検索回数から、前年の1日あたりの平均検索回数を引いたものを「検索急上昇指数」と定義し、急上昇ワードを選出する。表彰されるのは、各分野の人物を対象とするパーソンカテゴリーが8部門、映画や小説が対象のカルチャーカテゴリーが5部門、製品が対象のプロダクトカテゴリーが5部門で、計18部門。さらに、パーソンカテゴリーの中で最も多く検索された人物が、その年の顔として大賞を受け取る。第1回の大賞に輝いたのは、フィギュアスケート選手の羽生結弦で、同選手はアスリート部門も受賞した。ほか、パーソンカテゴリーでは、橋本環奈(アイドル部門)、日本エレキテル連合(お笑い芸人部門)、市川海老蔵(俳優部門)、HIKAKIN(スペシャル部門)などが受賞。また、カルチャーカテゴリーでは「妖怪ウォッチ」(アニメ部門)や「アナと雪の女王」(映画部門)などが、プロダクトカテゴリーではグリコが発売した「アーモンド効果」(飲料部門)などが受賞した。