デビッド・ベッカム。サッカー選手。
1975年5月2日、イギリス、ロンドン生まれ。イングランド、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ち、92年にトップチームでデビュー。正確な右足のキックを武器にチームの主力に成長すると同時に、端正な容姿で人気を得る。98~99年シーズンには、プレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグの三冠達成に貢献。2003年にレアル・マドリード(スペイン)に移籍し、その後、ロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ)などでプレーした。一方、イングランド代表としても1996年9月のデビュー以後、115試合に出場。98年のワールドカップ・フランス大会では、決勝トーナメント1回戦で退場処分を受け、敗退の戦犯としてメディアの批判にさらされたものの、2002年の日韓大会、06年のドイツ大会ではキャプテンとしてベスト8進出に貢献する。私生活でも、1999年に結婚した人気歌手グループスパイス・ガールズの元メンバー、ビクトリア・ベッカムとともに、メディアの話題になることが多い。また、02年ごろにベッカム・ヘアと呼ばれる髪形が流行するなど、日本でも高い人気を誇る。13年1月にパリ・サンジェルマン(フランス)に移籍したが、同年5月に現役引退を表明した。