イトウ・ダイキ。スキージャンプ選手。
タケウチ・タク。スキージャンプ選手。
シミズ・レルヒ。スキージャンプ選手。
2014年2月17日、ソチ・オリンピックのノルディックスキー・ジャンプ男子団体ラージヒルで、日本の伊東大貴、竹内択、清水礼留飛、葛西紀明の団体チームが長野大会以来、16年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得。
伊東大貴は1985年12月27日、北海道生まれ。小学2年の時、アルペンからジャンプに転向。2000年に、HBCカップ・ジャンプ競技会に歴代最年少の14歳14日で出場した。オリンピックは、06年のトリノ、10年のバンクーバーに続いて3度目。ソチ・オリンピックでは、直前のワールドカップの大会で左ひざ裏を痛め、故障を押しての出場となった。
竹内択は1987年5月20日、長野県生まれ。小学5年でジャンプを始める。2003年、中学卒業後、フィンランドに留学し、職業学校に通いながらジャンプの指導を受ける。07年に、全日本選手権ノーマルヒルで優勝。10年、バンクーバー・オリンピックに出場し、個人では振るわなかったが、団体で5位に入賞した。14年1月、血管に炎症が起こるチャーグ・ストラウス症候群を発症。ソチ・オリンピックでは腕を上げるのも疲れる状態で、難病と闘いながら競技に挑み、メダル獲得に貢献した。
清水礼留飛は1993年12月4日、新潟県生まれ。名前は、日本にスキーを初めて伝えたハンガリーの軍人、レルヒ少佐にちなんで付けられた。父は、国体に37回連続出場しているノルディック複合の現役選手。3歳でスキーを始め、複合選手を目指したが、高校3年で雪印メグミルクからジャンプ選手として誘われたことから、父を説得し、ジャンプに転向。2012年に、フランスで開かれたサマーグランプリのラージヒルで優勝するなど、腕を磨いてきた。