ウノ・ショウマ。フィギュアスケート選手。
1997年12月17日、愛知県生まれ。5歳のときにスケートを始め、伊藤みどりや浅田真央ら名選手を育てた山田満知子コーチに師事する。2009年に11歳で初出場した第78回全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会で3位。12年の第81回、13年の第82回では2年連続で2位になった。また、12年1月の冬季ユース・オリンピックで2位に入った。13年4月、中京大学附属中京高校(愛知県名古屋市)に進学。14年3月の世界ジュニアフィギュアスケート選手権では5位に入る。同年11月、第83回全日本ジュニアで同大会初優勝。さらに、同年12月、スペインのバルセロナ開催のジュニアグランプリファイナル(GPファイナル)では、フリーで163.06点、トータル238.27点と、ともにジュニアの世界歴代最高得点で優勝。05年の小塚崇彦、09年の羽生結弦に続き、日本人男子としては3人目の同大会優勝者となった。同月末、第83回全日本フィギュアスケート選手権大会では、層の厚い日本のトップ選手がそろう中、羽生結弦に次ぐ堂々の銀メダル。15年世界ジュニアフィギュアスケート選手権で初優勝。15~16年シーズンはシニアに参戦、GPシリーズはスケート・アメリカで2位、エリック・ボンパール杯で優勝。GPファイナルへと駒を進め、SP4位からフリーでは技術点100点を超え自己ベストを10点以上更新する190.32点、トータル276.79点で銅メダル。シニアのGPシリーズデビューで初表彰台はフィギュア男子史上初。