オクハラ・ノゾミ。バドミントン選手。
1995年3月13日、長野県生まれ。6歳でバドミントンを始め、小学校5~6年で出場した全国小学生バドミントン選手権大会女子シングルスで2年連続ベスト8。中学3年生だった2009年に全日本ジュニア選手権大会で準優勝する。埼玉県立大宮東高校2年生時の11年12月、全日本総合選手権女子シングルスで優勝。16歳8カ月での優勝は、1989年に優勝した宮村愛子の18歳4カ月を大幅に更新する最年少優勝記録となり、注目を集めた。2011~12年はインターハイを連覇し、12年の世界ジュニア選手権も日本勢として初めて優勝。13年4月、日本ユニシスに入社。13~14年はひざの故障に苦しんだが、手術を経て復帰し、15年9月のヨネックス・オープン・ジャパン決勝で同大会13年覇者の山口茜を下して、世界バドミントン連盟公認の12大会からなる「スーパーシリーズ」初優勝を果たす。同年12月、全日本総合選手権で4年ぶり2回目の優勝。同月13日、スーパーシリーズの上位8人が年間王者を決めるスーパーシリーズ・ファイナルの女子シングルスで初優勝。同大会男子シングルスで優勝した桃田賢斗とともに、日本選手で初めてのファイナル制覇を達成した。16年3月日本勢としては39年ぶりに第106回全英オープン優勝。同年8月リオデジャネイロ・オリンピックの女子シングルスでは、準決勝で敗退したが、3位決定戦で相手の中国選手の棄権(負傷)により銅メダルを獲得。女子シングルスでは初のメダルとなる。