ノバク・ジョコビッチ。プロテニス選手。
1987年5月22日、旧ユーゴスラビア(現セルビア)のベオグラード生まれ。右打ち。ニックネームは「ノール」。4歳のときにテニスを始め、ドイツへのテニス留学を経て、2003年に16歳でプロデビューを飾る。その後、大きな欠点のないオールラウンドプレーヤーとして頭角を現し、06年の全仏オープンでベスト8に進出。08年には、全豪オープンで4大大会(グランドスラム)初優勝を果たす。また、同年8月の北京オリンピックでは銅メダルを獲得した。11年にはさらに飛躍を遂げ、ウィンブルドン選手権での初優勝や、世界ランキング(ATPランキング)1位の達成など、世界トップクラスの選手に成長。ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マレー(イギリス)とともに、男子テニス界の頂点に君臨するビッグ4(4強)と称されるようになる。14年11月時点で、4大大会の通算成績は優勝7回、準優勝7回。また、同月には年間成績上位8人で争うATPワールドツアーファイナルズで優勝し、1985~87年のイワン・レンドル(旧チェコスロバキア)以来となる同大会3連覇を成し遂げた。