ハマダ・マユ。テコンドー選手。
1994年1月31日、佐賀県生まれ。兄の康弘、弟の一誓もテコンドー選手。先に習い始めた兄の影響で6歳のときにテコンドーを始める。中学2年のときに東京で開かれた試合で元世界選手権日本代表の古賀剛に才能を見いだされ、その後、同氏が佐賀県で開いた道場で指導を受けるようになった。佐賀県立高志館高校2年のときに出場した第8回世界ジュニアテコンドー選手権女子49キロ級で3位。2011年2月の全日本選手権で初出場、初優勝を達成する。18歳で出場した12年のロンドン・オリンピックでは、女子57キロ級で5位入賞。オリンピック後も着実に力をつけ、13年7月にメキシコで開催された世界選手権女子57キロ級では銀メダルを獲得した。15年3月の全日本選手権で5連覇を達成。同年5月にロシアで開かれた世界選手権では、決勝で世界ランク2位のゴメス(スペイン)を破り優勝した。オリンピック、世界選手権を通じて、日本人選手では初の優勝として話題になった。