ヨシダ・ヨウ。女優。
2月3日、福岡県生まれ。本名、吉田羊右子(ようこ)。2001年、劇団東京スウィカに旗揚げメンバーとして参加。小劇場を中心に、舞台女優として活躍する。07年、フジテレビ系「愛の迷宮」でテレビドラマデビュー。以後、舞台だけでなく、テレビや映画にも活動の場を広げる。08年、NHK連続テレビ小説「瞳」に出演した際、俳優の中井貴一に注目され、翌09年、中井の紹介で知り合った三谷幸喜が率いる東京サンシャインボーイズの復活公演「returns」に抜てきされた。12年に、NHK連続テレビ小説「純と愛」に出演。14年7~9月放送のフジテレビ系「HERO」でクールな女性検事、馬場礼子を演じて脚光を浴び、一躍ブレーク。同作で、東京ドラマアウォード2015の助演女優賞を受賞した。その他の主な出演作に、テレビでは「町医者ジャンボ」(13年)、「コウノドリ」(15年)、映画では「八日目の蝉」(11年)、「愛を積むひと」(15年)などがある。フジテレビ系バラエティー番組「オモクリ監督」の進行、NHK Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」のナレーションなど、女優業以外でも活躍。CMへの出演も数多い。16年には、NHK大河ドラマ「真田丸」に小松姫役で出演し、映画初主演作品で、女優の黒木瞳が初監督を務めた「嫌な女」が公開されるなど、ますます活躍の場を広げている。