ナカガキ・キヨユキ。ソフトウェアエンジニア。
三重県生まれ。ニュージーランドの大学でコンピューター科学を学び、現地の金融ソフト会社に勤務。2008年、イギリスのソフトウェア会社ファウンドリに移る。同社において、3Dのコンピューターグラフィック画像に効率よく着色できるソフト「MARI」を開発。高解像度で大量のデータを処理することを可能にした功績が評価され、2016年1月8日、アメリカの映画芸術科学アカデミーが映画への技術面での開発の貢献に与えるアカデミー科学技術賞を、会社の同僚3人とともに受賞した。このソフトは、大ヒット映画「アバター」「ジュラシック・ワールド」「ハリー・ポッターと死の秘宝」など、さまざまな作品で利用されている。