モモタ・ケント。バドミントン選手。
1994年9月1日、香川県生まれ。姉の影響で、7歳のときに地元のスポーツ少年団でバドミントンを始める。吉津小学校6年生時に、全国小学生選手権大会の男子シングルスで優勝。小学校卒業後は、地元を離れてバドミントンの強豪校である福島県の富岡第一中学校に進学する。2009年、全国中学校大会男子シングルスで優勝。富岡高校在学中の12年には全国高校総合体育大会(インターハイ)やアジアユース選手権で優勝し、世界ジュニア選手権でも日本勢として初の優勝を果たす。高校卒業後、13年4月にNTT東日本に入社。同年に全日本社会人選手権を制し、全日本総合選手権でベスト4に入る。14年には、男子国別対抗戦のトマス杯で日本の初優勝に貢献。15年4月に、世界バドミントン連盟公認の12大会からなる「スーパーシリーズ」のシンガポール・オープン男子シングルスで、日本選手として初めて優勝した。同年8月にインドネシアで開催された世界選手権では男子シングルスで銅メダルを獲得。同種目で日本人初のメダルを手にした。同年12月、スーパーシリーズの上位8人が年間王者を決めるスーパーシリーズ・ファイナルの男子シングルスで初優勝。同大会女子シングルスで優勝した奥原希望とともに、日本選手で初めてのファイナル制覇を達成した。15年12月23日時点での男子シングルス世界ランクは3位。