マニー・パッキャオ。ボクシング選手。
1978年12月17日、フィリピン生まれ。本名、エマニュエル・ダピドラン・パッキャオ。95年にプロボクサーとしてデビュー。98年、WBC世界フライ級王座に輝き、初のタイトルを獲得。翌99年、2回目のタイトル防衛に失敗し、階級をスーパーバンタム級に上げる。2001年、IBF世界スーパーバンタム級のタイトルを獲得し、2階級制覇を達成。04年にはアジア人初の3階級制覇を目指して、IBF世界フェザー級タイトルマッチに挑むが引き分けに終わる。08年3月、再度アジア人初の3階級制覇を目指して、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチに挑戦し、僅差の判定勝ちで3階級制覇を達成。その後、同年6月にWBC世界ライト級、09年11月にWBO世界ウェルター級のタイトルを獲得して5階級制覇を達成。10年11月、WBC世界スーパーウェルター級チャンピオンとなり、オスカー・デラホーヤに次ぐ史上2人目の6階級制覇を達成する。15年5月、「世紀の一戦」と称された対フロイド・メイウェザー戦では12ラウンド判定負け。16年4月9日、引退試合の対ティモシー・ブラッドリー戦に3対0の判定で勝利した。21年間に及ぶプロボクサー生活の通算戦績は、66戦58勝(38KO)6敗2分け。10年からフィリピンの下院議員を務めており、引退後は政治家としての活動に専念。16年5月の上院議員選挙への出馬を予定している。