オカザキ・シンジ。サッカー選手。
1986年4月16日、兵庫県生まれ。私立滝川第二高校時代には、3年時にキャプテンとして出場した全国高校総体でベスト8入りし、優秀選手に選出された。2005年に清水エスパルスに入団。最初は振るわなかったが、出場回数が増えるにつれて得点を挙げるようになり、08年にレギュラーを獲得。以後、3年連続で二桁得点を挙げる活躍を見せた。同年、U23日本代表として北京オリンピックに出場。09年に、アジアカップ予選のイエメン戦でフル代表戦初ゴール。ワールドカップ南アフリカ大会アジア最終予選となるウズベキスタン戦でも、本大会への出場を決める決勝ゴールを挙げた。同年、Jリーグベストイレブンに選出され、優秀新人賞も受賞。代表戦など16の国際試合で15得点を挙げた活躍で、国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が発表する09年度の世界得点ランキング1位に輝いた。10年には、ワールドカップ南アフリカ大会に出場。翌年、ドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのシュツットガルトに移籍。加入後すぐにレギュラーポジションを得て、チームの1部残留に貢献した。13年に、3年契約でブンデスリーガのマインツに移籍。14年にはシーズン通算15得点を挙げ、香川真司がドルトムント時代に記録した、ヨーロッパの主要1部リーグ日本人最多得点記録(13得点)を更新した。同年6月にはワールドカップブラジル大会に出場。同月、イングランド・プレミアリーグのレスターシティFCに移籍した。移籍後2シーズン目の16年5月2日、レスターシティFCは創設133年目にしてプレミアリーグ初優勝。岡崎は攻守で存在感を見せ、番狂わせの主役の一人とたたえられた。