テルノフジ・ハルオ。大相撲力士。
1991年11月29日、モンゴルのウランバートル生まれ。本名はガントルガ・ガンエルデネ。2010年3月に同じモンゴル出身の逸ノ城らとともに来日し、私立鳥取城北高等学校に相撲留学。10年末に間垣部屋に入門し、11年5月の技量審査場所で初土俵を踏む。当時のしこ名は若三勝(わかみしょう)。13年4月に間垣部屋が閉鎖され、伊勢ケ浜部屋に移籍した。新十両に昇進した同年の9月場所で、伊勢ケ浜部屋出身の2人の元横綱、照国と旭富士(現伊勢ケ浜親方)にちなんで、しこ名を照ノ富士に改めた。その後、同部屋に所属する日馬富士らとの稽古を重ねて力を伸ばし、14年の3月場所で新入幕。関脇に昇進した15年3月場所では13勝2敗の好成績を残す。続く15年5月場所では12勝3敗で初優勝。初土俵から25場所目での優勝は、年6場所制になった1958年以降で3番目の速さとなった。同場所後には、大関昇進も決定し、モンゴル出身者としては5人目、平成生まれでは初の大関になった。