オカモト・オサミ。作詞家。
1942年1月15日、鳥取県生まれ。本名は岡本修己。放送作家から転身し、68年に「ふりかえらないで」で作詞家としてデビューする。フォークソングを中心に作詞を行い、吉田拓郎に詞を提供した「旅の宿」(72年)、「落陽」(73年)などがヒット作となった。また、吉田が作曲し森進一が歌った「襟裳岬」(74年)が大ヒット曲となり、同年の日本レコード大賞を受賞した。作詞を担当した楽曲に岸田智史(現岸田敏志)の「きみの朝」(79年)、時任三郎の「川の流れを抱いて眠りたい」(81年)、ネーネーズの「黄金の花」(94年)などがある。ミュージカルの作詞などでも活躍した。2015年11月30日、心不全のため死去。73歳。