カワイ・リサコ。レスリング選手。
1994年11月21日、石川県生まれ。両親もレスリング選手で、父は元学生王者、母は元世界選手権代表。小学2年生のとき、石川・金沢ジュニアクラブでレスリングを始める。2009年、全国中学生選手権で優勝。11年、全国高校女子選手権52キロ級で優勝し、同年の全日本選手権では3位となる。12年の全国高校女子選手権では、56キロ級で優勝。13年は55キロ級、14年は59キロ級で、世界ジュニア選手権連覇を果たす。58キロ級で挑んだ14年の全日本選抜選手権、全日本選手権では、伊調馨に敗れ、ともに準優勝。15年は階級を二つ上げ、63キロ級でその年の全日本選抜選手権優勝、世界選手権準優勝。同年12月の全日本選手権では60キロ級に出場し、妹の川井友香子(1997年8月27日生まれ)を下して優勝。オリンピック初出場を決めた。16年8月18日、リオデジャネイロ・オリンピックのレスリングフリースタイル女子63キロ級決勝で、ベラルーシのマリア・ママシュクを破って、金メダルに輝いた。