ミヤマ・アヤ。サッカー選手。
1985年1月28日、千葉県生まれ。小学1年生のとき父が指導するチームに入って、サッカーを始める。中学2年生で読売メニーナ(現・日テレメニーナ、ベレーザの下部組織)に入団し、3年生でベレーザに昇格。高校2年生でベレーザを退団し、元女子日本代表の本田美登里が監督を務める岡山湯郷(ゆのごう)Belleに第1期生として入団した。2003年に、女子日本代表に初招集されて女子ワールドカップ・アメリカ大会に出場。07年の同中国大会でも活躍し、注目を浴びた。09年には、アメリカの女子プロサッカーリーグ(WPS)のロサンゼルス・ソルに移籍。翌年、セントルイスなど複数のチームへの移籍を経て、シーズン終了後、古巣の岡山湯郷Belleに復帰した。11年に、女子ワールドカップ・ドイツ大会に出場。2ゴール4アシストの活躍で見事に初優勝に貢献し、FIFAオールスターに選出。凱旋後、チーム(なでしこジャパン)は国民栄誉賞を授与された。翌年、日本代表のキャプテンとなり、ロンドン・オリンピックに出場。日本サッカー女子として初のオリンピックメダルとなる銀メダル獲得へと導いた。これらの活躍により、11年、12年にはアジア年間最優秀女子選手に選ばれている。14年5月25日、サッカー女子アジアカップ・ベトナム大会に出場。決勝戦で前回優勝のオーストラリアを破って同大会で初優勝を果たし、キャプテンとしてMVP(最優秀選手)に輝いた。