ハビエル・アギーレ。サッカー監督。
1958年12月1日、メキシコ生まれ。両親はスペインからの移民で、ともにバスク人。本人も愛称で「エル・バスコ(バスク人)」と呼ばれる。76年に、クラブ・アメリカ(メキシコ)でプロ選手デビュー。その後、ロサンゼルス・アズテックス(アメリカ)、アトランテ(メキシコ)を経て、86年に、スペインのバスク地方のクラブ、オサスナに移籍。同年10月、試合中に足の脛骨(けいこつ)などを骨折する重傷を負った。翌年、メキシコのグアダラハラに移籍し、93年に引退。現役中はMF、DFとして活躍。メキシコ代表としては59試合14得点の成績を残しており、86年のワールド・カップメキシコ大会では主力としてベスト8入りに貢献した。95年に、アトランテの監督に就任。98年に、パチューカ(メキシコ)の監督に就任し、弱小クラスだった同クラブを初優勝に導いた。その後、オサスナ、アトレチコ・マドリード(スペイン)などを経て、2012~14年にエスパニョール(スペイン)の監督を務めた。また、ワールドカップのメキシコ代表の監督に2度就任し、02年の日韓大会と10年の南アフリカ大会でともにチームをベスト16に導いた。14年7月24日、アルベルト・ザッケローニ監督の後任として、日本代表の監督に就任することが決まった。