オニツカ・ミヤビ。プロスノーボーダー。
1998年10月12日、熊本県生まれ。5歳のときに福岡県の室内練習場でスノーボードを始め、小学1年生で初出場した15歳以下の国内大会で準優勝。翌年には初優勝を飾る。将来性を期待されて、8歳のときにスノーボード用品大手のバートンとスポンサー契約を結ぶ。その後、ジャンプ台やレールなどの障害物が設置されたコースでジャンプなどの難易度を競うスロープスタイルで海外の大会を転戦。11年4月には、レールなどの障害物をクリアする技を競う国際大会「VOLCOMピーナッツバターチャンピオンシップ」で日本人として初の優勝を果たす。12年2月、スイスで開催されたユーロオープンのスロープスタイルジュニア部門で優勝。スロープスタイルが初めて正式種目に採用された14年のソチ・オリンピックは出場を逃したが、同年の全日本選手権で優勝した。同年4月、ルーテル学院高校(熊本市)に入学。15年1月には、オーストリアで開催された国際スキー連盟(FIS)スノーボード世界選手権のスロープスタイルに出場し、日本の女性選手として初となる優勝を達成した。また、16歳3カ月での優勝は男女を通じて同大会最年少記録となった。